カーミングシグナル「犬語」遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢) - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢)

今回のカーミングシグナルは遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢)というシグナルです。 このシグナルは体勢だけを見ますと犬たちが発しているシグナルと私たちが思っていることとは異なる意味を持つシグナルです。 知らないと理解することが難しいので、わかりやすく紹介したいと思います。 遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢)とはどんな行動? 犬が他の犬に会ったときに、興奮気味に前足と上半身を低くしてお尻を高く上げ、お辞儀をしているような姿勢になるのを見たことがあると思います。 この体勢は相手の犬を遊びに誘っていると思うことが多いのではないでしょうか。 足や身体を左右にじゃれるように動かしているときは遊びに誘っている行動だと思っていいかと思います。 ですが、体勢を低くしてお辞儀のような姿勢のままじっと動かない場合は、カーミングシグナルであると考えられます。 遊びに誘う姿勢(お辞儀の姿勢)をする理由 このシグナルは犬が少々神経質であったり、疑い深い性格であったりする場合、他の犬に近づくときにこの姿勢を取ることがあります。 また、自分(犬)より大きい犬以外の動物(馬、牛など)や他の動物と遭遇した時に少し不安を感じる場合、このような体勢を取ることがあります。 これらは自分自身の不安な気持ちや相手を興奮させないように、落ち着かせるためにとこのシグナルを出します。 例えば、犬が他の犬と出会ったときに相手を安心させるために顔を左右に振りながらゆっくりと近づき、少し離れた場所で止まると、この遊びに誘う姿勢(カーミングシグナル)をします。 そうする相手の犬もシグナルを受け取り、安心すると安心したことを伝えるために同じくお辞儀をします。 また他にも、相手の犬が怖がっていると感じた時に、お辞儀の姿勢を相手の犬の気持ちが落ち着くまで何分も続けることもあります。 遊びに誘う姿勢(お辞儀の姿勢)のカーミングシグナルの向き合い方 このカーミングシグナルは私たち人間と犬とのコミュニケーションで使用されるというよりは、犬と犬同士のコミュニケーションで使用されることが主にだと思います。 そのため、愛犬のカーミングシグナルを私たちが使用することは難しいと思いますが、もしお散歩中に他の犬に接触した時に、愛犬や相手の犬がこのお辞儀の体勢を取っていることに気づいたら、遊びに誘っているのか、カーミングシグナルを出しているのか、よく観察してみてください。 カーミングシグナルだった場合は、相手に落ち着いてほしい、安心してほしいと思っての行動ですので、そっと愛犬と相手の犬がコミュニケーションを取り終わるまで待つことがいいでしょう。 そして何も問題なくカーミングシグナルによってコミュニケーションが取れていたら、そのあとに愛犬をほめてあげることも良いかもしれません。 まとめ この遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢)のカーミングシグナルは、今まで私たちが思っていた意味と犬たちが用いていた意味とで異なっていたかと思います。 私たちが思っていた、遊びたい、遊びに誘っているという意味も場合によっては正しいですが、今回のカーミングシグナルのように安心してもらうためにも使用されているということを知っていただきたいと思います。 カーミングシグナルを知ることによって愛犬が何を思って行動しているかがだんだん分かるようになってきたのではないでしょうか。 愛犬の本当の気持ちに気づけるようにして、愛犬との楽しい生活を送れるようにしましょう! その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・顔をそむける ・体をそむける ・鼻をなめる ・フリーズ(静止) ・ゆっくりと歩く、緩慢な動き ・すわる ・伏せ ・あくび...
カーミングシグナル「犬語」ゆっくり歩く、緩慢な動作 - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」ゆっくり歩く、緩慢な動作

愛犬の動きが突然ゆっくりになったり、急いでいるときに限って歩くスピードを遅くされたりしたことはないでしょうか。 愛犬の気持ちが分からないと、どうして今この動きをするのかと疑問に感じることがあると思います。 今回はそんななんで?と思うような行動の1つ、カーミングシグナルのゆっくりと歩く、緩慢な行動について紹介します。 ゆっくり歩く、緩慢な動きとはどんな動き? ゆっくり歩くということは分かるかと思いますが、緩慢な動きとはゆっくりとした動作、動いているかわからないほど減速した動きになります。 このような行動も相手を落ち着かせるため、落ち着いてほしいと思っているときに用いられるシグナルです。 ゆっくり歩く、緩慢な動きをする理由 愛犬が他の犬に遭遇した時、相手の犬が目に入った瞬間歩くスピードを減速させたりしませんか? これは様子をうかがっているのと同時に敵対心はないことや、相手を興奮させないためにもゆっくりとした動きをします。 また、飼い主が愛犬にこっちにくるように指示を出した時に、飼い主の感情がイライラして命令口調であった時にも、飼い主を落ち着かせるためにゆっくりと行動します。 他にも、周囲で様々なことが起きている場合に、自分自身を落ち着かせるためにも用いられることがあります。 例えばドッグランなどで、飼い主が愛犬を呼び戻した時にまわりに多くの他の犬や人がいた時には、飼い主の元に戻るまでに何度も減速してゆっくりと戻ることがあるかと思います。 ゆっくり歩く、緩慢な動きのカーミングシグナルの向き合い方 愛犬を呼び戻すときや、行動のスピードを上げてほしいと思う場面に、急いでほしいからといって声を荒げたり、大声を出したり、急かすような声のかけ方や行動をこちらがしてしまうと、反対に愛犬はさらにゆっくりとする、もしくは止まってしまうこともあります。 愛犬は感情が高まっている飼い主に対して落ち着いてもらおうと考え、飼い主の思う気持ちと合わない行動をしているように見えます。 でもこの行動は決してわざと嫌がらせをとして行っているわけではありません。 このカーミングシグナルに気づいたとき、飼い主は愛犬の気持ちを理解し、冷静になり、落ち着いて愛犬に接するようにしましょう。 また、愛犬や他の犬が恐怖を感じているときや、お散歩前に大興奮してハーネスやリーシュを付けることが困難な時は、飼い主からこのカーミングシグナルを発し、ゆっくりと近づくとおとなしく受け入れてくれるようになるかと思います。 まとめ ゆっくりと歩く、緩慢な動きは理解できていないと、愛犬と飼い主の思いや行動が合わないということが起きます。 飼い主は急かすような行動をしているのに愛犬は逆にゆっくりな行動をすると、わざとやっているのでないか、なんでいうことを聞かないんだと、怒りの感情が出てくることがあるかもしれません。 でも愛犬は怒ってほしくない、興奮しないでほしいという気持ちで行動をしているので、飼い主はその気持ちに気づいて落ち着かなければなりません。 これまでにカーミングシグナルは、わかりやすく理解することができたかもしれませんが、今回のシグナルは愛犬の気持ちと飼い主の気持ちが反対なこともあり、理解することが難しく感じるかもしれません。 それでも、お互いがストレスなく生活できるようにも、このカーミングシグナルを学ぶことは大事だと思います。 その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・顔をそむける ・体をそむける ・鼻をなめる ・フリーズ(静止) ・遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢) ・すわる ・伏せ ・あくび ・においをかぐ...
カーミングシグナル「犬語」鼻をなめる - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」鼻をなめる

今回はカーミングシグナルの中でも素早い行動なので、気づくことや判断が少し難しいと感じることがあるかもしれませんが、行う頻度は高いシグナルかと思いますので詳しくご紹介いたします。 鼻をなめるとはどんなカーミングシグナル? 鼻をなめるカーミングシグナルは、とても素早く舌をペロッと一瞬だけ出してなめる場合が多いかと思いますので、気づくことが難しいことや、見逃してしまうことがあります。 ですが、飼い主の皆さんは見たことが多い行動でもあると思います。 ご飯やおやつが近くにあるわけではないのに、ふとした時に鼻をなめていたり、なんでもないと思うときに鼻をなめている場面を見たことはないでしょうか。 鼻をなめる理由 犬が不安や緊張、ストレスを感じた時に鼻をなめるシグナルを出します。 例えば、飼い主が愛犬に覆いかぶさるように近づいたり、ぎゅっと抱きしめたり、突然つかまえたり、声を荒げた時に、愛犬が鼻をなめていたことはないですか? この時愛犬は、飼い主のことをすごく嫌がっているわけではなくとも、突然の出来事なことや、覆いかぶさることに対する少しの不安から鼻をなめるシグナルを出しています。 また、愛犬にとってぎゅっと抱きしめられる行為は少しストレスと感じる場合もあります。 他にも、病院で獣医師が診察台の上に乗せようと抱きかかえると、舌を出して鼻をなめることがあります。 病院は愛犬にとって嫌な場所や緊張してしまう場所と認識されていると、このシグナルが発せられるかと思います。 鼻をなめるカーミングシグナルの向き合い方 まず鼻をなめるシグナルの場合、不安や緊張、ストレスから用いられる行動なので、その原因を取り除いてあげましょう。 飼い主が覆いかぶさることやぎゅっと抱きしめるという行動は、愛犬のことが大好きでしてしまうと思います。 ですが、犬によっては抱きしめられることが苦手だったり、飼い主からの愛情表現ということが分からずに不安に思う犬もいるかと思います。 愛犬の様子も確認しながら、カーミングシグナルが発せられていないか見逃さないようにすると、愛犬とよりよい関係になれるのではないでしょうか。 まとめ 鼻をなめるというカーミングシグナルは私たち人間が同じ動きをすることは難しく、使用できないシグナルの1つです。 今後も犬たちしかできないカーミングシグナルの紹介をしますが、私たちができなくても意思を理解してあげることはできます。 様々なカーミングシグナルを知ることで愛犬の気持ちを深く理解することができるでしょう。 愛犬と楽しく毎日を過ごせるように、カーミングシグナルを意識してみてください! その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・顔をそむける ・体をそむける ・フリーズ(静止) ・ゆっくりと歩く、緩慢な動き ・遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢) ・すわる ・伏せ ・あくび ・においをかぐ ・間に割って入る ・尾を振る
カーミングシグナル「犬語」体をそむける - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」体をそむける

今回は体をそむけるというカーミングシグナルを紹介します。 以前紹介した顔をそむけるシグナルと少し似ている部分もありますが、顔だけでなく、体全体をそむけるということが異なる点で、より分かりやすい行動であると思います。 体をそむけるとはどんな行動? 犬が他の犬に対して体の向きを横向きにしたり、背を向けるようにしてしまうことが体をそむけるカーミングシグナルです。 これは、相手を落ち着かせるために用いるシグナルですが、自分自身が不安な気持ちになった場合や敵意が無いことを示すためにも使われることもあります。 体をそむける理由 愛犬が他の犬と大はしゃぎをして遊んでいる最中に、突然遊びの合間に相手の犬に対して横向きになったり、後ろ向きに背中を見せた時は、エスカレートして興奮した気持ちを少し落ち着かせるようにしています。 また、子犬がしつこくじゃれてきたときにも、年上の犬は背中を向け落ち着くようにシグナルを出し、教えることもあります。 相手を落ち着かせるためだけでなく、他の犬にうなられたり、飼い主が声を荒げたり、怒った様子であると思われたときにも体をそむけ不安な気持ちを伝えようと、シグナルを出します。 他にも、お散歩中に飼い主がリーシュを強く引いたときに、愛犬は飼い主に少し落ち着いてもらおうと体全体をそむけるように行動することがあります。 これは愛犬からのカーミングシグナルを理解できなかった場合、さらに強くリーシュを引っ張り返してしまうこともあるかもしれません。 このように愛犬からのカーミングシグナルを正しく理解できていないと、愛犬と飼い主の意思疎通ができなくなり、お互いにストレスを感じてしまうこともあります。 体をそむけるカーミングシグナルとの向き合い方 愛犬が興奮してしつこくまとわりついたり、飛びついてくるときには飼い主は愛犬に対して体を横にしたり、背を向けてシグナルを使ってみてください。 私たち人間から出されるシグナルを愛犬は理解し、落ち着きを取り戻すと思います。 また、他の犬と接するときや、人が苦手な犬と会った時に、相手の犬が落ち着かない様子を示したらその場で相手の犬に対して背を向けてみてください。 相手の犬は落ち着き、私たちは敵意が無いということを理解してもらえるので、相手の犬からこちらに近づいてきてくれると思います。 まとめ 今回の体をそむけるカーミングシグナルは顔をそむけるカーミングシグナルよりもさらにしっかりと落ち着いてほしいと思った時や、敵意が無いと表現するためなどに用いられます。 また、飼い主も愛犬が興奮しているときに使用することで、愛犬を落ち着かせることができ、興奮状態から起きるトラブルを回避できることもあります。 カーミングシグナルは、愛犬の気持ちを理解できるだけでなく、飼い主も使用することで、より良い関係を築くことができるでしょう! その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・顔をそむける ・鼻をなめる ・フリーズ(静止) ・ゆっくりと歩く、緩慢な動き ・遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢) ・すわる ・伏せ ・あくび ・においをかぐ ・間に割って入る ・尾を振る
カーミングシグナル「犬語」顔をそむける - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」顔をそむける

今回はカーミングシグナルの中の1つ、顔をそむけるという行動を詳しく解説しようと思います。 顔をそむけるとはどんな行動? 顔をそむけるという行動は、素早く一瞬だけ顔を横に向けすぐに戻る場合や、しばらくの間顔を横に向けたままにする場合と、状況や感情によって様々です。 また、顔をそむける度合いも、わずかに横にそらす場合や完全に顔を横に向けてしまう場合とあります。 犬たちのその時の状態によってその都度、異なる向き方をするので見逃さないようによく観察することが大切です。 顔をそむける理由 顔をそむけるというカーミングシグナルは、自分に近づいてきた他の犬や人に対して相手を落ち着かせるために用いられます。 他の犬の近づいてくる速度が速すぎたり、真っ直ぐに正面から向かってくる、また、人が上から覆いかぶさるようにのぞき込んできたりすると、顔をそむけるカーミングシグナルを出します。 この時愛犬は若干の不安を抱いていると思います。 顔をそむけるというカーミングシグナルには苦手なものを感じた時にも用いられます。 例えば、飼い主が一緒に写真を撮ろうと愛犬に近づくと、カメラが少し苦手であったり、怖いと感じている場合にはカメラを向けた瞬間に顔をそむけます。 カメラを置くと飼い主の顔を見るようになります。 また、顔を横に向けることだけでなく、目線のみを横にずらし、相手の顔を見ないようにすることも、顔をそむけるカーミングシグナルと同様の行動です。 何らかの理由があり、顔をそむけることができなかったときに他の犬が近付いてきたり、飼い主が愛犬を睨みつたりすると、この反応をする犬もいます。 このように不安や恐怖から顔をそむけるカーミングシグナルは発せられます。 顔をそむけるシグナルとの向き合い方 顔をそむけるシグナルは飼い主も犬たちに対して使えます。 犬に近づいたときに、相手の犬が怖がって吠えたり、うなったりされたときは、私たち人間のほうが顔をそむける行動を使うこともできます。 私たち人間も相手の犬に対して落ち着いてほしいという気持ちの表れとしてこのカーミングシグナルを使うことで相手の犬は恐れを落ち着かせることができます。 また、正面から犬を見つめたいときには少し目を細めてみてみることも良いです。 これは目線を柔らかく感じさせることができるので、相手に恐怖や威圧感をなくし、友好さを出すことができます。 これは応用として使うこともできるかと思います。 まとめ 今回の顔をそむけるシグナルは犬が相手を落ち着かせるためや、苦手なものから顔をそむけるという意味になります。 この行動をしていることを見つけたら愛犬の気持ちを考え、原因となる行動を取り除いてあげましょう。 人も嫌なものが近付いてくると顔をそむけたくなりますよね。 愛犬も同じ気持ちを持っています。 愛犬の気持ちを理解し、また、愛犬からも理解してもらえるようにカーミングシグナルを使い快適な生活にしていきましょう! その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・体をそむける ・鼻をなめる ・フリーズ(静止) ・ゆっくりと歩く、緩慢な動き ・遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢)...
カーミングシグナル「犬語」フリーズ(静止) - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」フリーズ(静止)

今回はカーミングシグナルの中でもわかりやすい動作でもあり、経験したことがある方も多いのではないかと思う、フリーズ(静止)のシグナルについて紹介します。 フリーズ(静止)とはどんな行動? 愛犬とお散歩しているときに他の犬とすれ違うことや、他の犬が愛犬に興味を持って近づいてくることはないでしょうか。 また、愛犬も興味を持つと他の犬と挨拶するように接触させることも多いかと思います。 その時に愛犬が相手の犬に対して動きを止め立ったままもしくは座った状態で固まった状態を見たことがあるかもしれません。 それがフリーズ(静止)のカーミングシグナルです。 また、愛犬がいたずらをしたときに飼い主が怒ると、その場でじっと動かないようにしているときがあります。 これもまたフリーズ(静止)のカーミングシグナルです。 犬がフリーズ(静止)をする理由と向き合い方 フリーズ(静止)が用いられる状況のうち、2つのケースを例に出してみます。 ケース1 小型犬が、自らの何倍もある大きな大型犬に近づかれたとき、じっと固まり動かず、大型犬ににおいを嗅がせて気が済むまで待つことがあるかと思います。 この行動の意味としては、自分より大きく強そうな相手に対して、自分は攻撃性がないことを表し、その犬が次のターゲットに移行することを待っているのです。 愛犬がフリーズ(静止)している状態だと気が付いたら、愛犬のペースに合わせて飼い主もそっと待ちましょう。 この時に他の犬と仲良くさせたい、挨拶を返さない愛犬が失礼だと思い無理に体を相手の犬に近づけるなどの行為はだめです。 愛犬は相手の犬に対して、敵対視していないことや興奮させないためにもフリーズ(静止)というカーミングシグナルを出しているのです。 また、フリーズ(静止)状態の愛犬は緊張をしているので、他の犬がいなくなっても固まっていたり、動けないような場合は優しく声をかけてあげたり、ゆっくりと驚かないように撫でてあげると安心できるかと思います。 ケース2 飼い主に怒られたとき、飼い主は相当怒っていて、かなり強い口調で愛犬を叱ってしまいました。 その時愛犬はその場で動くことなくじっとしていました。 この時の愛犬は、怒っている飼い主を落ち着かせるために、決して動かず、怒りが納まるようにと考えたのです。  この場合、愛犬は飼い主に対して落ち着いてほしいと思い、フリーズ(静止)のカーミングシグナルを出しています。 そのため飼い主は怒りに身を任せて怒るのではなく愛犬からのシグナルを受け取り、一度落ち着いてから愛犬と向き合うようにすることがいいでしょう。 まとめ カーミングシグナルは愛犬の意思表示です。 今回のフリーズ(静止)のカーミングシグナルは、その中でも怖がっているときや緊張しているときに用いられるシグナルとなるので、飼い主は見逃さないよう、愛犬をよく観察し、気持ちをしっかりと汲み取ってあげなければなりません。 飼い主がカーミングシグナルに気づき理解してあげることで、愛犬をストレスから守ることができると思います。 また、守るだけでなく、愛犬とのコミュニケーションをより円滑にはかることもできます。 愛犬も飼い主もお互いを想いあった快適な生活を送れるようにしましょう! その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・顔をそむける ・体をそむける ・鼻をなめる ・ゆっくりと歩く、緩慢な動き...
犬の気持ちが分かるようになる!カーミングシグナル(犬語)を知ろう! - Alice's Dog & Cat

犬の気持ちが分かるようになる!カーミングシグナル(犬語)を知ろう!

犬との暮らしの中で起こる犬の行動の意味について、知っておくと愛犬とのコミュニケーションがもっと取れるようになり、より快適で良いライフスタイルを過ごせるようになるカーミングシグナルについて詳しく解説していきます。 <目次> カーミングシグナルとは カーミングシグナルの種類 カーミングシグナルを学ぶ重要性 愛犬と理想的な関係により近づくために 犬のカーミングシグナルはご存知でしょうか。 カーミングシグナルとは、犬が言葉で表すことができない感情を体を用いて行動で表現するボディ・ランゲージのようなものです。 犬とその行動、そして犬の幸福に人生を捧げてきた国際的に有名なトレーナーのトゥーリッド・ルーガスさんが提唱し、世界中であまりにも有名な言葉で、日本では犬語としてもおなじみです。 カーミングシグナルは「Calming=落ち着かせる」「Signal=信号」の意味を持ち、何かが起きることを防ぐため、人間や他の犬から脅威を避けるため、不安、恐怖、喧騒などの不快な刺激に対する反応を静めるために活用されます。 また、犬がストレスを感じた時に自分を落ち着かせるためにも使われます。 さらには周囲の人間や犬に敵意を抱いていないことをわかってもらうためにも、カーミングシグナルは使用され、友好的に接するためのものでもあるのです。 愛犬と暮らしていると、愛犬がどんなことを思っているのか気になることや、愛犬の行動に疑問を感じた瞬間はありませんか。 普段の家の中での行動や、お散歩中やドッグランなどで他の犬と接した時、家族以外の知らない人と接した時など、愛犬は私たちが思っていることと異なる感情を抱いているかもしれません。 犬のことをより深く理解するために、カーミングシグナルとは何なのか、どのように使われるのかを知っておくと今まで以上に愛犬とコミュニケーションが取れ、より楽しく快適な暮らしを高めることができます。   カーミングシグナルは犬たちの大事なコミュニケーションだということを理解しましょう。 一般的に体、顔、耳、尻尾、音、動き、表情などを使い様々なシグナルを発しています。 例えば愛犬が他の犬と遊んでいる最中に突然横向きになったり、背を向けたりして遊びをやめたことを見かけたことはありませんか? これは遊んでいるうちに興奮しすぎた気持ちを少し落ち着かせようとしています。 カーミングシグナルはふとした瞬間に発せられることが多いので、見逃さないためにはしっかりと犬を観察する必要があります。 最初はどの行動がカーミングシグナルなのかわからない、気づかないということもありますが、愛犬を観察することでだんだんとわかるようになります。 また、犬が使うカーミングシグナルを私たちも学び、犬の行動を理解することでコミュニケーションがとても取りやすくなります。 愛犬が何を思っているのか、何を感じているのかが、どんな気持ちなのか一緒に生活する中で知りたい場面がたくさんあるかと思います。 ではどんなカーミングシグナルの種類があるか確認してみましょう。 犬のカーミングシグナルの種類 カーミングシグナルは様々な種類がありますが、今回はカーミングシグナルを提唱したトゥーリッド・ルーガスさん著の「犬語の世界へようこそ!-カーミングシグナル-」よりご紹介します。 1.顔をそむける 2.体をそむける 3.鼻をなめる 4.フリーズ(静止) 5.ゆっくり歩く、緩慢な動作 6.遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢) 7.すわる 8.伏せ...
犬や猫も嫌がらない!気持ちいい抜け毛対策ならゾログルーミングコームがおすすめ - Alice's Dog & Cat

犬や猫も嫌がらない!気持ちいい抜け毛対策ならゾログルーミングコームがおすすめ

犬や猫、うさぎなどの小動物と暮らしていて感じる悩みの中に「抜け毛」はないでしょうか。 抜け毛は毎日綺麗にケアしていても毎日のように出てきます。 また、抜け毛によって家の掃除が大変だったり、自分自身の顔や体に抜け毛が付いて煩わしいことも。 ひどい抜け毛によって家の中の環境が悪くなることもあるかと思います。 毎日のケアも簡単で、猫や犬も喜ぶ抜け毛対策に特化したグルーミングコームを紹介します!  <目次> 痛がらない!気持ちいい!よく取れる!ゾログルーミングコームとは グルーミングの必要性 ゾログルーミングコームはここがおすすめ! 対応している動物 ヨーロッパでは3万人以上の飼い主様が実感! まとめ   Point ゾログルーミングコームが嫌がらない、気持ちがいいと感じる理由   1. 独自の波状のブレード(刃)によって犬や猫/小動物の皮膚を傷つけず、また引っかかりにくいため、愛犬・愛猫の肌への痛みを生じさせずにごっそり抜け毛を取り除くができる 2. 人間工学によって研究された形状で手にフィットしやすく持ちやすいので、犬や猫/小動物の顔や脇など体の隅々まで抜け毛ケアができる 3. 抜けた毛が詰まり掃除する手間もなく、愛犬・愛猫の毛に沿ってブラッシングするだけで簡単に抜け毛が取り除く   痛がらない!気持ちいい!よく取れる!ゾログルーミングコームとは 【ZOORO】ゾログルーミングコームは愛犬・愛猫の毎日のお手入れが楽しくなるように痛くない、嫌がらないを目指したグルーミングコームです。 従来の抜け毛除去ブラシやコームはペットの毛に引っ掛かり痛みが生じることでペットが嫌がることや、直接皮膚に刃が当たることで擦過傷という皮膚にひっかき傷のようなケガをさせてしまうことなど、抜け毛が取れることと半面にペットからすると嫌な行為と感じさせてしまうものがありました。 また、健康な毛まで抜いてしまうことや、鋭い刃で健康な毛を切ってしまうことも。 ゾログルーミングコームは独自のブレード(刃)で皮膚に直接あたることなく、痛みなく不要な抜け毛のみを除去します。 また、痛みがないだけでなく、むしろ気持ちが良く、グルーミングが苦手なペットもすんなりと受け入れるほど。 そしてもっとブラッシングしてほしいとお願いすることもあります! 抜け毛除去の効果としても抜群で、今までのものはなんだったのかと思うほど、驚くほどの抜け毛が取れます! グルーミングの必要性 グルーミングとは主に犬や猫、小動物にブラッシングやケアをしながら愛犬や愛猫の身体を触ることで健康状態の確認やスキンシップを図ることを目的としています。 また、猫やうさぎ、フェレットなどの小動物は自分の身体をなめることで毛繕いをしますが、定期的なブラッシングをせずにいると、大量の抜け毛を食べてしまい、胃の中で毛玉になってしまう毛球症という病気になることもあります。 犬も被毛が絡まり毛玉になってしまうと、皮膚が引きつり痛みを引き起こします。...
アリス消臭除菌剤を加湿器に使用する時の注意事項 - Alice's Dog & Cat

アリス消臭除菌剤を加湿器に使用する時の注意事項

アリス消臭除菌剤は加湿器に使用可能です。 ※加湿器に使用の場合はお使いの加湿器のタイプの確認後ご使用をお願い致します。