カーミングシグナル「犬語」間に割って入る
今回のカーミングシグナルは家やドッグランなどで見かけたことがあるかと思います。
特にカップルや家族で犬と暮らしている方たちは家でこの行動を受けたことがあるのではないでしょうか。
間を割って入るというカーミングシグナルについて詳しく紹介します。
間に割って入るとはどんな行動?
間に割って入るとは言葉の通り、人と人の間や犬と犬の間、人が子供を膝の上に乗せてお世話をしているときなどに、愛犬がその間に割り込んでくる行動のことです。
誰かと手を取って踊りまわったり、ソファなどでぎゅう詰めで座っているときに愛犬が間に割って入ってきたことはありませんか。
間に割って入る理由
愛犬が間に割って入る意味は、人と人の場合などでは一見やきもちを焼いてることや、構ってほしいという気持ちから入ってきていると思うかもしれません。
そのような気持ちの時もあるかもしれませんが、今回のカーミングシグナルとしても間に割って入るという行動は、争いを防ぐ目的で割り込んできているのです。
犬は人や犬同士が接近しすぎた時に緊張状態が生じる可能性が高いと判断し、間に割って入ることで落ち着かせようとしています。
例えば子犬同士でじゃれているときに、徐々に興奮して一方の子犬が乱暴になってきたことを感じた時に、大人の犬は子犬たちの間に入り、それ以上エスカレートしないように動きを止めます。
間に割って入るカーミングシグナルの向き合い方
間に割って入るカーミングシグナルは、争いが起きないように、防ぐ目的で使用されるので、愛犬がこの行動をしてきたときには愛犬は少し不安に思っているということに気づきましょう。
そしてもしその時に人と人が近付きすぎている状況の場合は、少し距離を取るなどして愛犬を安心させてあげることがいいでしょう。
また、もし愛犬が間に割って入ってきたときには、争いを防ぐようにと行動してくれているので、ほめてあげることも良いかもしれません。
まとめ
間に割って入るというカーミングシグナルは、今までのカーミングシグナルと少し異なり、シグナルだけでなく、私たち人間や犬たちに向けて動きでもしっかりと意思を伝えようとしています。
他のカーミングシグナルがまだ理解しきれていなくとも、このカーミングシグナルはとても分かりやすく、気づきやすいシグナルだと思うので、愛犬が間に入ってきたときには、カーミングシグナルを発しているんだと気づいてあげてください。
そして、気持ちを理解して愛犬を安心させてあげれるようにしましょう。
愛犬との快適な生活のために、カーミングシグナルを学んでみてください。
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