獣医師コラム:ペットの睡眠
今回はペットの寝床作り必要性とおすすめのペット用ベッドについて解説いたします。
◎ 寝床作りの必要性
ペットの睡眠時間は犬で平均12~15時間、猫で平均12~16時間と言われています。ペットは1日の半分を寝て過しています。そのため長時間過ごす寝床は安心して快適に過ごせるように用意してあげることが必要です。
◎ 子犬の場合
子犬を迎えて直面するトイレトレーニング問題は環境作りが大切です。子犬はきれい好きなのでトイレと寝床は分けて使いたがります。ゲージにはトイレと少し離して安心して寝ることのできる寝床を分けて準備しましょう。
◎ 分離不安や恐怖症のペットの場合
分離不安や恐怖症といった問題行動の治療にはトレーニングに加えてペットが安心できる場所を作ることも大切です。ペットが気に入る寝床を用意してあげましょう。
◎ 老犬、老描の場合
ペットは年をとると若いころに比べ、寝る時間が長くなります。長時間寝ていても身体に負担とならない、快適な寝床が必要です。また、足腰の弱ったペットは寝たきりとなってしまうことがあります。硬い床や薄い敷物の上で長時間寝ていると床ずれができやすいです。床ずれの防止には、クッションやクッション性の良いベッドやマットを使用してあげることが必要です。
◎ おすすめのベッド
以下のポイントを満たすベッドが良いでしょう。
・クッション性のあるもの
・肌触りの良いもの
・丸洗いできる衛生的なもの
・通気性の良いもの
縁のあるベッドはペットに安心感をあたえ、頭を乗せて枕のように使うこともできるのでおすすめです。
睡眠時間の長いペットは1日の半分を寝床で過ごすため、ベッド選びはとても重要です。ペットが安心して快適に過ごせるベッドを用意してあげましょう。
犬たちの習性と体を熟知し快適な睡眠を追求し設計されたデザインのベッド:Leo & Luna(レオエルナ)詳細ページへ