今回は、猫を飼っている方なら気になる「猫のしっぽの動き」について、わかりやすく解説します。
実は猫のしっぽには、感情を伝えるサインがたくさん詰まっているんです。
猫の気持ちを理解するヒントとして、ぜひご活用ください!
<目次>
- 猫のしっぽの”基本のき”!
- 子猫のしぐさにも注目
- 猫が驚いたり、怒ったりするとき
- 犬とはここが違う
- なぜ猫のしっぽは大事?
- まとめ
猫のしっぽの“基本のき”!しっぽの位置と言葉の意味
猫のしっぽのポジションには、実にさまざまな意味があります。

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しっぽをピンと立てているとき
→ 飼い主さんへの信頼や親しみの表れ。子猫が母猫に親しさを示すときにも見られます。 -
しっぽを曲げて体に巻くような形
→ 「遊ぼうよ!」というサイン。テンションが上がっているときの合図です。 -
しっぽをパタパタとゆっくり振っているとき
→ フレンドリーで安心している状態です。 -
しっぽを左右に激しく振るとき
→ 実は「不快」や「イライラ」を意味しています(犬とは真逆なので注意!)。
子猫のしぐさにも注目!遊びたい時のサインとは?
子猫がじゃれ合っているとき、「ケンカしてるのかな?」と思うことはありませんか?
でもしっぽを見れば、それが遊びなのか、ストレスなのかが見えてきます。
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U字型のしっぽで相手に近づく・追いかける
→ 「遊びたい!」というサインです。 -
しっぽを振りながら、かみ合うような行動
→ 遊びの一環としてのやり取りと考えられます。
ただし、1秒ごとにしっぽをピクピク動かしているようなときは、不安やストレスのサインかも。
そんなときは、そっと見守るのが正解です。

猫が驚いたり怒ったりするとどうなる?
猫がびっくりしたときや怒っているときは、全身を使って感情を表現します。

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しっぽが“ボワッ”と膨らむ
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背中がアーチ状に盛り上がる
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体毛を逆立てて大きく見せる
これらはすべて「これ以上近づかないで!」という警告のサイン。
無理に触ったり近づいたりせず、落ち着くのを待ってあげましょう。
犬とはここが違う!しっぽのサインの違い
たとえば、犬がしっぽを振るのは「うれしい!」のサイン。
でも猫の場合は、しっぽを振る=「ちょっと嫌だな…」「落ち着かないな…」という気持ちのことが多いです。

犬と猫でしっぽの言葉はまったく違うので、混同しないよう気をつけましょう!
なぜ猫のしっぽはそんなに大事なの?
猫は、動くものにとても敏感。
視力はそれほど高くありませんが、しっぽのように“わずかに動くパーツ”でのコミュニケーションがとても得意です。
特に、距離のある相手とでも、しっぽの動きで意思を伝えることができるのです。
しっぽの揺れ方や動き方をよく観察すれば、猫の気持ちをもっと理解できるようになります。

まとめ:しっぽを見れば猫の心が見えてくる!
猫のしっぽは、まさに「もうひとつの言葉」。
怒っているとき、リラックスしているとき、遊びたいとき、すべての気持ちがそこに出ています。
私たち人間も、猫の“言葉”を正しく受け止めて、もっと優しく、もっと深く、心を通わせていけたら素敵ですね。

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