カーミングシグナル「犬語」においをかぐ - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」においをかぐ

今回のカーミングシグナルは犬の行動の代表的なものでもあり、必ず見たことがあるかと思うにおいをかぐという行動です。 犬は何かを確認するときには、まずにおいをかいで確かめます。 そんなにおいをかぐという行動は、単純ににおいを嗅ぐということでもありますが、別の意味を持ったカーミングシグナルにもなります。 カーミングシグナルであるにおいをかぐという行動の判断は状況の全体像を把握して判断しましょう。 においをかぐとはどんな行動? カーミングシグナルのにおいをかぐとは地面や床に一瞬鼻をつけてすぐに顔を上げるといった素早い行動と、問題視されている状況が改善されるまでかぎ続け、長時間続くものと両方が考えられます。 私たち人間には、使用することが難しいシグナルの1つとなりますが、犬同士のコミュニケーションでは頻繁に使用されています。 においをかぐ理由 他の犬や人が近付いてきた際に突然においをかぎだす犬もいれば、大きな帽子をかぶった人などの犬が苦手と感じる人がこちらに向かってくるときににおいをかぐ犬もいます。 また、飼い主が愛犬を呼び戻すときに声を荒げたり、真正面から高圧的な態度を取っているときなどに飼い主の元へと戻る途中で、愛犬が何度か地面のにおいを立ち止まってかぐことがあります。 これらの行動は犬が不安な気持ちや恐怖を感じたことによってにおいをかぐというカーミングシグナルが発せられているのです。 また、他の犬がこわがりな場合や、興奮している状態の時には、においをかぐカーミングシグナルを自分から出すことで、相手の犬を落ち着かせることもできます。 においをかぐカーミングシグナルの向き合い方 例えば愛犬が他の犬と遭遇した時に、突然地面に顔を近づけてにおいをかぐカーミングシグナルを発しだした時には、愛犬は相手の犬に対して不安を感じているかもしれません。 その時には無理に愛犬の行動をやめさせたりせずに、愛犬がその行動をやめるまで待つ方がいいでしょう。 相手の犬が通り過ぎれば、愛犬はカーミングシグナルをしなくなるでしょう。 また、もし他の犬と接触することがあり近づいてみた時に、その犬が地面に鼻をつけたり、においを嗅ぐような行動をしたときは、その犬は不安や恐怖を感じている可能性が高いので、そのまま近づくはやめた方がいいかと思います。 その犬が出しているカーミングシグナルに私たちも気づいてあげなければ、いい関係を築くことはできません。 もし近づくことが必要なのであれば、顔をそむけるなどの他の人も使えるカーミングシグナルを出しながら、犬の様子を確認しながらにしてみてください。 まとめ においをかぐという行動も、状況次第ではカーミングシグナルになります。 普段の生活でもよく見る行動ですので、気づくことはできるかもしれませんが、カーミングシグナルであるかの判断は少し難しいかもしれません。 でも愛犬や他の犬を良く観察し、理解しようという気持ちがあれば、徐々にでもわかってくるかと思います。 最初からすべて覚えることが難しい場合は、愛犬の良くする行動の中から1つずつ学んでみてもいいかもしれません。 カーミングシグナルを理解し、使えるようになって、愛犬とストレスの無い生活を送れるようにしましょう。 その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・顔をそむける ・体をそむける ・鼻をなめる ・フリーズ(静止) ・ゆっくりと歩く、緩慢な動き ・遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢) ・すわる ・伏せ...
カーミングシグナル「犬語」あくび - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」あくび

カーミングシグナルの中でも最も知名度があり、興味深いシグナルがあくびではないでしょうか。 あくびのシグナルは私たち人間にとってもとても楽しく活用できるシグナルですので、今回はそんなあくびについて詳しく紹介していきます。 あくびとはどんな行動? 私たち、人のあくびは眠さを感じた時によくしているかと思います。 犬も眠い時や寝起きに大きく口をあけて、あくびをしているところを見たことがあると思います。犬たちのあくびは眠い時もありますが、その理由だけではありません。 愛犬が眠い状況ではないと思うのに、あくびをしている場面を見たことはありませんか。 それでは犬たちはなぜあくびをするか、その理由を知り、愛犬のことをもっと理解しましょう。 あくびをする理由 カーミングシグナルのあくびとは犬たちが、少し不安な気持ちになったときや、怖がっているとき、ストレスを感じた時にあくびのシグナルは発せられます。 愛犬を病院に連れて行った時や、家族の中で喧嘩が起きた時、または愛犬が苦手としているものに出会ったとき(雷や花火など大きな音が鳴ったとき)などにはあくびのシグナルを出していることが多いです。 また、愛犬を可愛がるがあまり、愛犬のことをぎゅっと抱きしめてしまっていたり、高い位置に持ち上げていたりしたときに、愛犬があくびを繰り返していることがあります。 これは飼い主の愛情表現が愛犬にとっては少し窮屈と感じていたために、あくびのカーミングシグナルが発せられていたのです。 あくびのカーミングシグナルの向き合い方 あくびのカーミングシグナルが飼い主にとって楽しく活用できると言った理由としては、このあくびのシグナルは飼い主が1番活用しやすいシグナルだと思うからです。 あくびのシグナルは愛犬に落ち着いてほしいと思うときに飼い主が発することもできます。 愛犬がこわがっていることに気づいたときは、飼い主があくびのしぐさをしてみてください。 また、愛犬がイライラしているときや興奮しているときに落ち着きがなくなっていることがあったときは、飼い主が愛犬に向かってあくびのシグナルを出します。 そうすると愛犬は不安な気持ちや興奮していた気持ちを落ち着かせることができます。 あくびのシグナルで、飼い主から愛犬に大丈夫だよという気持ちを伝えてあげることができ、愛犬とのコミュニケーションにも役に立つかと思います。 まとめ あくびは私たち人間の行動と犬たちの行動とでは意味が異なる行動がありました。 このカーミングシグナルを知らなかった飼い主からするとなんであくびを繰り返しているのかなと、そんなに眠いのかなと意味を間違えてとらえてしまうこともあるかと思います。 ですが、あくびをする理由が理解できるようになると、とても分かりやすく、気づきやすいカーミングシグナルですので、愛犬のあくびはどの理由でしているのか、ぜひ愛犬の行動に注目して、あくびやその他のカーミングシグナルが発せられていないかよく観察してみてください。 そして愛犬のことを深く理解できるようになり、快適な生活を送れるようにしましょう。 その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・顔をそむける ・体をそむける ・鼻をなめる ・フリーズ(静止) ・ゆっくりと歩く、緩慢な動き ・遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢) ・すわる ・伏せ ・においをかぐ...
カーミングシグナル「犬語」伏せ - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」伏せ

犬の伏せの状態はよく見たことがあるのではないでしょうか。 この伏せの行動も時にはカーミングシグナルの場合があります。 今回は伏せのカーミングシグナルについて紹介いたします。 伏せとはどんな行動? 伏せはしつけの1つとして飼い主から愛犬に指示を出すこともあるかと思います。 その時と状態は同じで、お腹を地面につける体勢が伏せとなります。 伏せのシグナルは犬たちとってに強力なシグナルであり、その場の中でも上位の犬によって用いられるシグナルでもあります。 伏せをする理由 伏せのカーミングシグナルは、子犬の遊びが乱暴になったときや、自分より幼い犬が自分を恐れていると感じた時などに落ち着かせるために使用されます。 さらには犬同士の遊びの最中に、自分は疲れたのでみんなも少し落ち着いてほしいというメッセージを周囲に伝えるためにも用いられます。 例えば、犬同士が遊んでいる場所で、興奮しはじめ遊びがだんだんとエスカレートし始めた時、ひとりの犬が中心に行き伏せのカーミングシグナルを発します。 そうすると数分で他の犬たちは静かになり、他の犬たちも全員伏せをしだします。 また、相手の犬が怖がって近づけない状態の時にも、伏せのカーミングシグナルを出すと相手の犬から近づいてくることがあります。 伏せのカーミングシグナルの向き合い方 伏せのカーミングシグナルは相手の犬や周囲の犬に対して落ち着いてほしいという気持ちの表れです。 このシグナルは飼い主も使用できるシグナルなので、もし愛犬がストレスを感じることがあり、イライラしているように見えたり、しつこくかまってほしいとまとわりついてくることがあったりしたら、飼い主が伏せのような体制で横になってみると、愛犬はカーミングシグナルに気づき、落ち着きを取り戻すと思います。 また、他の犬と会った時に、その犬が怖がって近づいてこないときは、まず私たち人間が先に伏せのような体制で横になってみてください。相手の犬から近づいてきてくれるかと思います。 まとめ   伏せのカーミングシグナルは相手を落ち着かせるために、落ち着いてほしいと思う気持ちから発せられます。 また、伏せのシグナルは飼い主も使用できることから、愛犬や他の犬たちが興奮しているときや騒がしいと感じた時には伏せのカーミングシグナルを用いてみてください。 カーミングシグナルは犬同士だけでなく、人間と犬でも理解し合うことはできます。 私たちはカーミングシグナルを学ぶことができても、犬は人間の言語を学ぶことは難しいです。 私たちが愛犬のためを思ってカーミングシグナルを学ぶことは、愛犬とのコミュニケーションを円滑に取れることにも繋がります。 カーミングシグナルを理解し、愛犬との生活を豊かなものにしましょう。 その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・顔をそむける ・体をそむける ・鼻をなめる ・フリーズ(静止) ・ゆっくりと歩く、緩慢な動き ・遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢) ・すわる ・あくび...
カーミングシグナル「犬語」すわる - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」すわる

犬の行動の中でも珍しくなく、むしろとてもよく見る、自然な行動の1つ、『すわる』 このすわるという行動もまたカーミングシグナルでもあるのです。 このカーミングシグナルである『すわる』を今回は紹介します。 すわるとはどんな行動? すわるとは皆さんが思っている通り、両手足を地面についてお尻を地面近くまで落とす体勢のことです。 すわるという行動は、普段から愛犬が自然に行っているもので、愛犬への指示としておすわりなどと教えている飼い主もいるのではないでしょうか。 それらと全く同じ体勢・行動です。 すわる理由 愛犬が他の犬に対して不安を感じた時や、飼い主からきつい口調で呼び戻されたときに、その場に座り込んでしまったことはないでしょうか。 これは他の犬や飼い主に対して不安の気持ちから、その場すわるというカーミングシグナルを出しているのです。 例えば、飼い主が指示を出すたびに愛犬は背中を向けて座ってしまうという行動がありました。 なぜ座ってしまうかというと、この時の飼い主の指示するときの口調がとても厳しく、強いものだったことにより、愛犬は不安になり、すわるというカーミングシグナルを用いて飼い主に意思表示をしていたのです。 この時に強い口調で指示を出すことをやめ、普段通りの声と口調で指示を出すとすぐに指示に従うようになったのです。 すわるというカーミングシグナルの向き合い方 すわるカーミングシグナルは愛犬の不安の気持ちを表しているので、指示を出した時に言うことを聞いてくれない、座り込んで動かなくなっているなどということに気が付いたら、もしかすると飼い主の口調が厳しいことにより起こっているかもしれません。 この時にさらに強い口調で指示をすると、愛犬の不安もさらに大きくなり、愛犬も飼い主も思っていることが伝わらず辛い思いをすることになります。 普段から愛犬の気持ちとカーミングシグナルを意識しておくとお互いの思い違いは少なくなるはずです。 また、すわるというカーミングシグナルは私たち人間も使うことができます。 愛犬がストレスを感じ、落ち着きがないときには飼い主がまず座ってみましょう。 他にも見知らぬ人間に警戒心や不安を持つ犬の場合、訪問者に先に座ってもらうと愛犬はカーミングシグナルを読み取って安心できるようになるかと思います。 まとめ すわるという行動は日常生活でも使用されるものなので、カーミングシグナルなのか、単純に座っているだけなのか、すぐに気づくことができないかもしれません。 でも、日常の座る行動とカーミングシグナルのすわる行動は意味も気持ちも全く異なります。 愛犬をしっかり観察していると、なんでこんな場面で座っているのだろうと感じるときがくるかもしれません。 その時はカーミングシグナルを発しているのかもしれないと思ってください。 愛犬の本当の気持ちに気づくためにも、カーミングシグナルを理解し、愛犬のストレスをなくしてあげましょう。 その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・顔をそむける ・体をそむける ・鼻をなめる ・フリーズ(静止) ・ゆっくりと歩く、緩慢な動き ・遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢) ・伏せ...
カーミングシグナル「犬語」遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢) - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢)

今回のカーミングシグナルは遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢)というシグナルです。 このシグナルは体勢だけを見ますと犬たちが発しているシグナルと私たちが思っていることとは異なる意味を持つシグナルです。 知らないと理解することが難しいので、わかりやすく紹介したいと思います。 遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢)とはどんな行動? 犬が他の犬に会ったときに、興奮気味に前足と上半身を低くしてお尻を高く上げ、お辞儀をしているような姿勢になるのを見たことがあると思います。 この体勢は相手の犬を遊びに誘っていると思うことが多いのではないでしょうか。 足や身体を左右にじゃれるように動かしているときは遊びに誘っている行動だと思っていいかと思います。 ですが、体勢を低くしてお辞儀のような姿勢のままじっと動かない場合は、カーミングシグナルであると考えられます。 遊びに誘う姿勢(お辞儀の姿勢)をする理由 このシグナルは犬が少々神経質であったり、疑い深い性格であったりする場合、他の犬に近づくときにこの姿勢を取ることがあります。 また、自分(犬)より大きい犬以外の動物(馬、牛など)や他の動物と遭遇した時に少し不安を感じる場合、このような体勢を取ることがあります。 これらは自分自身の不安な気持ちや相手を興奮させないように、落ち着かせるためにとこのシグナルを出します。 例えば、犬が他の犬と出会ったときに相手を安心させるために顔を左右に振りながらゆっくりと近づき、少し離れた場所で止まると、この遊びに誘う姿勢(カーミングシグナル)をします。 そうする相手の犬もシグナルを受け取り、安心すると安心したことを伝えるために同じくお辞儀をします。 また他にも、相手の犬が怖がっていると感じた時に、お辞儀の姿勢を相手の犬の気持ちが落ち着くまで何分も続けることもあります。 遊びに誘う姿勢(お辞儀の姿勢)のカーミングシグナルの向き合い方 このカーミングシグナルは私たち人間と犬とのコミュニケーションで使用されるというよりは、犬と犬同士のコミュニケーションで使用されることが主にだと思います。 そのため、愛犬のカーミングシグナルを私たちが使用することは難しいと思いますが、もしお散歩中に他の犬に接触した時に、愛犬や相手の犬がこのお辞儀の体勢を取っていることに気づいたら、遊びに誘っているのか、カーミングシグナルを出しているのか、よく観察してみてください。 カーミングシグナルだった場合は、相手に落ち着いてほしい、安心してほしいと思っての行動ですので、そっと愛犬と相手の犬がコミュニケーションを取り終わるまで待つことがいいでしょう。 そして何も問題なくカーミングシグナルによってコミュニケーションが取れていたら、そのあとに愛犬をほめてあげることも良いかもしれません。 まとめ この遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢)のカーミングシグナルは、今まで私たちが思っていた意味と犬たちが用いていた意味とで異なっていたかと思います。 私たちが思っていた、遊びたい、遊びに誘っているという意味も場合によっては正しいですが、今回のカーミングシグナルのように安心してもらうためにも使用されているということを知っていただきたいと思います。 カーミングシグナルを知ることによって愛犬が何を思って行動しているかがだんだん分かるようになってきたのではないでしょうか。 愛犬の本当の気持ちに気づけるようにして、愛犬との楽しい生活を送れるようにしましょう! その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・顔をそむける ・体をそむける ・鼻をなめる ・フリーズ(静止) ・ゆっくりと歩く、緩慢な動き ・すわる ・伏せ ・あくび...
カーミングシグナル「犬語」ゆっくり歩く、緩慢な動作 - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」ゆっくり歩く、緩慢な動作

愛犬の動きが突然ゆっくりになったり、急いでいるときに限って歩くスピードを遅くされたりしたことはないでしょうか。 愛犬の気持ちが分からないと、どうして今この動きをするのかと疑問に感じることがあると思います。 今回はそんななんで?と思うような行動の1つ、カーミングシグナルのゆっくりと歩く、緩慢な行動について紹介します。 ゆっくり歩く、緩慢な動きとはどんな動き? ゆっくり歩くということは分かるかと思いますが、緩慢な動きとはゆっくりとした動作、動いているかわからないほど減速した動きになります。 このような行動も相手を落ち着かせるため、落ち着いてほしいと思っているときに用いられるシグナルです。 ゆっくり歩く、緩慢な動きをする理由 愛犬が他の犬に遭遇した時、相手の犬が目に入った瞬間歩くスピードを減速させたりしませんか? これは様子をうかがっているのと同時に敵対心はないことや、相手を興奮させないためにもゆっくりとした動きをします。 また、飼い主が愛犬にこっちにくるように指示を出した時に、飼い主の感情がイライラして命令口調であった時にも、飼い主を落ち着かせるためにゆっくりと行動します。 他にも、周囲で様々なことが起きている場合に、自分自身を落ち着かせるためにも用いられることがあります。 例えばドッグランなどで、飼い主が愛犬を呼び戻した時にまわりに多くの他の犬や人がいた時には、飼い主の元に戻るまでに何度も減速してゆっくりと戻ることがあるかと思います。 ゆっくり歩く、緩慢な動きのカーミングシグナルの向き合い方 愛犬を呼び戻すときや、行動のスピードを上げてほしいと思う場面に、急いでほしいからといって声を荒げたり、大声を出したり、急かすような声のかけ方や行動をこちらがしてしまうと、反対に愛犬はさらにゆっくりとする、もしくは止まってしまうこともあります。 愛犬は感情が高まっている飼い主に対して落ち着いてもらおうと考え、飼い主の思う気持ちと合わない行動をしているように見えます。 でもこの行動は決してわざと嫌がらせをとして行っているわけではありません。 このカーミングシグナルに気づいたとき、飼い主は愛犬の気持ちを理解し、冷静になり、落ち着いて愛犬に接するようにしましょう。 また、愛犬や他の犬が恐怖を感じているときや、お散歩前に大興奮してハーネスやリーシュを付けることが困難な時は、飼い主からこのカーミングシグナルを発し、ゆっくりと近づくとおとなしく受け入れてくれるようになるかと思います。 まとめ ゆっくりと歩く、緩慢な動きは理解できていないと、愛犬と飼い主の思いや行動が合わないということが起きます。 飼い主は急かすような行動をしているのに愛犬は逆にゆっくりな行動をすると、わざとやっているのでないか、なんでいうことを聞かないんだと、怒りの感情が出てくることがあるかもしれません。 でも愛犬は怒ってほしくない、興奮しないでほしいという気持ちで行動をしているので、飼い主はその気持ちに気づいて落ち着かなければなりません。 これまでにカーミングシグナルは、わかりやすく理解することができたかもしれませんが、今回のシグナルは愛犬の気持ちと飼い主の気持ちが反対なこともあり、理解することが難しく感じるかもしれません。 それでも、お互いがストレスなく生活できるようにも、このカーミングシグナルを学ぶことは大事だと思います。 その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・顔をそむける ・体をそむける ・鼻をなめる ・フリーズ(静止) ・遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢) ・すわる ・伏せ ・あくび ・においをかぐ...
カーミングシグナル「犬語」鼻をなめる - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」鼻をなめる

今回はカーミングシグナルの中でも素早い行動なので、気づくことや判断が少し難しいと感じることがあるかもしれませんが、行う頻度は高いシグナルかと思いますので詳しくご紹介いたします。 鼻をなめるとはどんなカーミングシグナル? 鼻をなめるカーミングシグナルは、とても素早く舌をペロッと一瞬だけ出してなめる場合が多いかと思いますので、気づくことが難しいことや、見逃してしまうことがあります。 ですが、飼い主の皆さんは見たことが多い行動でもあると思います。 ご飯やおやつが近くにあるわけではないのに、ふとした時に鼻をなめていたり、なんでもないと思うときに鼻をなめている場面を見たことはないでしょうか。 鼻をなめる理由 犬が不安や緊張、ストレスを感じた時に鼻をなめるシグナルを出します。 例えば、飼い主が愛犬に覆いかぶさるように近づいたり、ぎゅっと抱きしめたり、突然つかまえたり、声を荒げた時に、愛犬が鼻をなめていたことはないですか? この時愛犬は、飼い主のことをすごく嫌がっているわけではなくとも、突然の出来事なことや、覆いかぶさることに対する少しの不安から鼻をなめるシグナルを出しています。 また、愛犬にとってぎゅっと抱きしめられる行為は少しストレスと感じる場合もあります。 他にも、病院で獣医師が診察台の上に乗せようと抱きかかえると、舌を出して鼻をなめることがあります。 病院は愛犬にとって嫌な場所や緊張してしまう場所と認識されていると、このシグナルが発せられるかと思います。 鼻をなめるカーミングシグナルの向き合い方 まず鼻をなめるシグナルの場合、不安や緊張、ストレスから用いられる行動なので、その原因を取り除いてあげましょう。 飼い主が覆いかぶさることやぎゅっと抱きしめるという行動は、愛犬のことが大好きでしてしまうと思います。 ですが、犬によっては抱きしめられることが苦手だったり、飼い主からの愛情表現ということが分からずに不安に思う犬もいるかと思います。 愛犬の様子も確認しながら、カーミングシグナルが発せられていないか見逃さないようにすると、愛犬とよりよい関係になれるのではないでしょうか。 まとめ 鼻をなめるというカーミングシグナルは私たち人間が同じ動きをすることは難しく、使用できないシグナルの1つです。 今後も犬たちしかできないカーミングシグナルの紹介をしますが、私たちができなくても意思を理解してあげることはできます。 様々なカーミングシグナルを知ることで愛犬の気持ちを深く理解することができるでしょう。 愛犬と楽しく毎日を過ごせるように、カーミングシグナルを意識してみてください! その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・顔をそむける ・体をそむける ・フリーズ(静止) ・ゆっくりと歩く、緩慢な動き ・遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢) ・すわる ・伏せ ・あくび ・においをかぐ ・間に割って入る ・尾を振る
カーミングシグナル「犬語」体をそむける - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」体をそむける

今回は体をそむけるというカーミングシグナルを紹介します。 以前紹介した顔をそむけるシグナルと少し似ている部分もありますが、顔だけでなく、体全体をそむけるということが異なる点で、より分かりやすい行動であると思います。 体をそむけるとはどんな行動? 犬が他の犬に対して体の向きを横向きにしたり、背を向けるようにしてしまうことが体をそむけるカーミングシグナルです。 これは、相手を落ち着かせるために用いるシグナルですが、自分自身が不安な気持ちになった場合や敵意が無いことを示すためにも使われることもあります。 体をそむける理由 愛犬が他の犬と大はしゃぎをして遊んでいる最中に、突然遊びの合間に相手の犬に対して横向きになったり、後ろ向きに背中を見せた時は、エスカレートして興奮した気持ちを少し落ち着かせるようにしています。 また、子犬がしつこくじゃれてきたときにも、年上の犬は背中を向け落ち着くようにシグナルを出し、教えることもあります。 相手を落ち着かせるためだけでなく、他の犬にうなられたり、飼い主が声を荒げたり、怒った様子であると思われたときにも体をそむけ不安な気持ちを伝えようと、シグナルを出します。 他にも、お散歩中に飼い主がリーシュを強く引いたときに、愛犬は飼い主に少し落ち着いてもらおうと体全体をそむけるように行動することがあります。 これは愛犬からのカーミングシグナルを理解できなかった場合、さらに強くリーシュを引っ張り返してしまうこともあるかもしれません。 このように愛犬からのカーミングシグナルを正しく理解できていないと、愛犬と飼い主の意思疎通ができなくなり、お互いにストレスを感じてしまうこともあります。 体をそむけるカーミングシグナルとの向き合い方 愛犬が興奮してしつこくまとわりついたり、飛びついてくるときには飼い主は愛犬に対して体を横にしたり、背を向けてシグナルを使ってみてください。 私たち人間から出されるシグナルを愛犬は理解し、落ち着きを取り戻すと思います。 また、他の犬と接するときや、人が苦手な犬と会った時に、相手の犬が落ち着かない様子を示したらその場で相手の犬に対して背を向けてみてください。 相手の犬は落ち着き、私たちは敵意が無いということを理解してもらえるので、相手の犬からこちらに近づいてきてくれると思います。 まとめ 今回の体をそむけるカーミングシグナルは顔をそむけるカーミングシグナルよりもさらにしっかりと落ち着いてほしいと思った時や、敵意が無いと表現するためなどに用いられます。 また、飼い主も愛犬が興奮しているときに使用することで、愛犬を落ち着かせることができ、興奮状態から起きるトラブルを回避できることもあります。 カーミングシグナルは、愛犬の気持ちを理解できるだけでなく、飼い主も使用することで、より良い関係を築くことができるでしょう! その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・顔をそむける ・鼻をなめる ・フリーズ(静止) ・ゆっくりと歩く、緩慢な動き ・遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢) ・すわる ・伏せ ・あくび ・においをかぐ ・間に割って入る ・尾を振る
カーミングシグナル「犬語」顔をそむける - Alice's Dog & Cat

カーミングシグナル「犬語」顔をそむける

今回はカーミングシグナルの中の1つ、顔をそむけるという行動を詳しく解説しようと思います。 顔をそむけるとはどんな行動? 顔をそむけるという行動は、素早く一瞬だけ顔を横に向けすぐに戻る場合や、しばらくの間顔を横に向けたままにする場合と、状況や感情によって様々です。 また、顔をそむける度合いも、わずかに横にそらす場合や完全に顔を横に向けてしまう場合とあります。 犬たちのその時の状態によってその都度、異なる向き方をするので見逃さないようによく観察することが大切です。 顔をそむける理由 顔をそむけるというカーミングシグナルは、自分に近づいてきた他の犬や人に対して相手を落ち着かせるために用いられます。 他の犬の近づいてくる速度が速すぎたり、真っ直ぐに正面から向かってくる、また、人が上から覆いかぶさるようにのぞき込んできたりすると、顔をそむけるカーミングシグナルを出します。 この時愛犬は若干の不安を抱いていると思います。 顔をそむけるというカーミングシグナルには苦手なものを感じた時にも用いられます。 例えば、飼い主が一緒に写真を撮ろうと愛犬に近づくと、カメラが少し苦手であったり、怖いと感じている場合にはカメラを向けた瞬間に顔をそむけます。 カメラを置くと飼い主の顔を見るようになります。 また、顔を横に向けることだけでなく、目線のみを横にずらし、相手の顔を見ないようにすることも、顔をそむけるカーミングシグナルと同様の行動です。 何らかの理由があり、顔をそむけることができなかったときに他の犬が近付いてきたり、飼い主が愛犬を睨みつたりすると、この反応をする犬もいます。 このように不安や恐怖から顔をそむけるカーミングシグナルは発せられます。 顔をそむけるシグナルとの向き合い方 顔をそむけるシグナルは飼い主も犬たちに対して使えます。 犬に近づいたときに、相手の犬が怖がって吠えたり、うなったりされたときは、私たち人間のほうが顔をそむける行動を使うこともできます。 私たち人間も相手の犬に対して落ち着いてほしいという気持ちの表れとしてこのカーミングシグナルを使うことで相手の犬は恐れを落ち着かせることができます。 また、正面から犬を見つめたいときには少し目を細めてみてみることも良いです。 これは目線を柔らかく感じさせることができるので、相手に恐怖や威圧感をなくし、友好さを出すことができます。 これは応用として使うこともできるかと思います。 まとめ 今回の顔をそむけるシグナルは犬が相手を落ち着かせるためや、苦手なものから顔をそむけるという意味になります。 この行動をしていることを見つけたら愛犬の気持ちを考え、原因となる行動を取り除いてあげましょう。 人も嫌なものが近付いてくると顔をそむけたくなりますよね。 愛犬も同じ気持ちを持っています。 愛犬の気持ちを理解し、また、愛犬からも理解してもらえるようにカーミングシグナルを使い快適な生活にしていきましょう! その他のカーミングシグナルはこちらから ・カーミングシグナルを知ろう ・体をそむける ・鼻をなめる ・フリーズ(静止) ・ゆっくりと歩く、緩慢な動き ・遊びを誘う姿勢(お辞儀の姿勢)...