犬の体にかかる負担が少なく、快適なハーネスの形としてH型・Y型のハーネスがおすすめです。
PERROS(ペルロス) 、 4dox(フォードックス)のどれも同様にH型・Y型のハーネスです。
他の形状ではなく、 H型・Y型のハーネスしか目立っていないのか、そもそもH型・Y型のハーネスとは何か、どんな特徴があるのかなど、今回は詳しくご紹介しようと思います。
<目次>
- H型、Y型のハーネスのそれぞれの特徴
- H型、Y型の両方の特徴を持つH型・Y型のハーネスとは
- 犬の行動についての検証結果から見るH型・Y型のハーネス
- H型・Y型のハーネスの中でもおすすめなのが、PERROS(ペルロス)、4dox(フォードックス)ハーネス!
- まとめ
犬ハーネスのおすすめ形状は、H型・Y型のハーネス!それぞれの特徴
H型、 Y型のハーネスとは、犬を上から見た時にHの形に見える形状で、正面から見た時に胸元がYの形に見える形状の2つの特徴を持ったハーネスです。
次にそれぞれの形状の特徴をご説明します。
H型のハーネスの特徴は、首回りの輪と胴回りの輪を背中とお腹に1本ずつ直線のベルトで繋がっている形状のハーネスです。
ハーネスを開くとHの形になるからH型と呼ばれています。
特徴は、犬の足の動きを制限せずに、肩甲骨を自由に捨てることができることです。
そのため、歩く、走る、飛ぶなどの動きに必要な足の可動領域が邪魔されずに違和感や不快感なく着用できます。
また、首回りと胴回りのベルトを繋ぐ部分に長さと前丈のベルトがあることで首回りと胴回りが連動せずに、犬の体にフィットし、しっかりと体を支えるので抜けにくいです。
Y型ハーネスの特徴は、犬の首元と胸の前を見たときにYの形になる形状のハーネスです。
特徴は、ハーネスのベルトが、気管に干渉せずに胸骨で支えられるため、首や喉を傷めないことです。
お散歩中に犬が前に引っ張った際に喉を締めつけてしまうことがなく、ゲホゲホと咳き込むことや、嗚咽などの症状が起きにくいです。
また、気管虚脱防止や、気管虚脱と診断された犬にも安全に使用していただけます。
H型、Y型の両方の特徴を持つH型・Y型のハーネスとは
H型・Y型のハーネスとは、どちらかの特徴だけでなく、 2つの特徴を抑えた形状のハーネスです。
H型のハーネスもあります、首元はT字になっているハーネスもあります。
このようなハーネスは、一見同じような形状に見えますが、肩甲骨の動きは邪魔せずに、首元は締めてしまうので、体に優しいとは言いやすいです。
そのため、 H型、 Y型の両方の特徴を持っていることが犬の体に優しく、犬にとっても快適であると言います。
現在ではH型・Y型のハーネスが、最も犬の体に優しくおすすめしております。
犬の行動についての検証結果から見るH型・Y型のハーネス
H型・Y型のハーネスは、犬の運動パターンから見ても良い形状であり、「犬の運動に関するイエナ研究」において、マーティン・S・フィッシャー博士とカリン・E . Liljeは、 2006年から2010年にかけて300頭以上の異なる犬の運動パターンを評価し、ハーネスの使用についても再評価することで新たな知見を得ました。
犬の肩甲骨は、前方への移動に60 %近くにいるのです。
このことから、例えば胸の前にバーのようにベルトをつけてハーネスによって、肩周りの自然な対処ができないことが重要であるかがわかります。
これは、フラストレーション(そしてその結果としての攻撃的行動)を考えるだけでなく、筋骨格系にも大きな問題を起こす可能性がある。
この研究のもう一つの重要な発見は、「犬の胸郭は人間の胸郭よりもずっと可動性が高く、壊れやすい」ということです。
犬の胸郭は人間の胸郭と柔らかくなく、胸骨に前方から圧力がかかり柔軟にゆれる。
H型・Y型のハーネスの中でもおすすめなのが、 PERROS(ペルロス)、 4dox(フォードックス)ハーネス!
PERROS(ペルロス)ハーネスは、 H型・Y型のハーネスの特徴を持っていて、犬の体に優しいだけでなく、さらに使いやすいようなポイントがあります。
まず初めに、首回りのベルトが開閉可能なバックルがあることで、 H型・Y型のハーネスの難点でもあり、頭全体的に着用するという点が改善されました。
首回りのベルトにバックルがあることで、より外すが簡単で、かまわないことが苦手な犬でもどんな子でも着用がしやすいです。
また、ペルロスハーネスはリードをつける位置が胴回りのベルト、背中部分にあるため後ずさりされたリードが犬の前方に引っ張られてもすっぽ抜けしにくいです。
4dox(フォードックス)ハーネスも、 H型・Y型のハーネスの特徴を持っていて、犬の体に優しく、さらにクッションパッドが付いているベルトのため、肌が擦れることが少なく、衝撃も吸収してくれますので、犬の体に痛みを与えにくいです。
また、 4doxハーネスは、中・大型犬向きのハーネスで、力の強い犬に対してダブルリードとして使用できるよう、リードフックが背中2点と胸に1点の3か所についています。
より利益的なコミュニケーションが取れることがポイントです。
どちらのブランドのハーネスも、首回りの左右、胴回りの左右、お腹部分の前丈の5点調整が可能な箇所があるため、どんな体型の犬にもオーダーメイドしたようにサイズがしっかりと合います。
また、H型・Y型の形状も大事ですが、愛犬の体型を測り、合うサイズを選ぶのがとても大切なこともあります。
まとめ
今回は、犬の体に優しく快適な形状のH型・Y型のハーネスについて、ご紹介しました。
愛犬のためにもハーネスを選んでいただけることはとてもいいことでありますが、ハーネスの形状によっても体への負担は変わってきます。
H型・Y型のハーネスは、犬の体にとって一番優しく、負担が少ない形状と言えますので、まずはH型・Y型のハーネスとは、ということについてご紹介させていただきました。
次は、他の形状のハーネスとH型・Y型のハーネスとの比較についてご紹介しようと思いますので、合わせて読んでみてください。
・ペルロスハーネスの詳細はこちら
・4doxコンフォートプラスのハーネスはこちら